みなさん毎日髪はキチンと乾かしていますか?
やらないと髪に良くないのはわかってはいるけど面倒なのがドライヤーです。
夜疲れて帰ってきてやっとお風呂に入ったのに、それから髪を乾かす、、
何かの苦行かとも思えてしまいますよね。
今回の記事では、髪を乾かすことが少しでも楽しみになれるドライヤー3選をご紹介します!
こんな方にオススメ!
- 髪を乾かすのが面倒臭い
- 速乾性のあるドライヤーが知りたい
- 髪にいいドライヤーが知りたい
- 効果だけでなくドライヤーの見た目にもこだわりたい
ドライヤーはなんで大切なの?
お風呂から上がってリラックスモードになると、ドライヤーをするのが面倒でついつい自然乾燥させてしまったり、半乾きでドライヤーを終わらせてしまうという経験は誰しもあるのではないでしょうか。
しかし、濡れたまま髪を放置してしまった場合、髪や頭皮に対して思わぬデメリットが生じてしまいます。
まずはドライヤーをかけることがなぜ大切なのかを見ていきましょう。
濡れたまま髪を放置すると、ヘアダメージの原因に!
髪を濡れたままにしているとダメージしてしまう、というのは1回は聞いたことがあるのではないでしょうか。
髪のツヤを作っているのは、髪の表面にあるキューティクルです。
キューティクルは、髪が濡れている状態だと開き、熱を与えて乾かすと閉じるという性質を持っています。
開いているキューティクルは、タオルの摩擦ではもちろん髪同士の摩擦でも傷つき剥がれてしまうほど繊細です。
髪の内部を守る役割も持っているキューティクルが剥がれてしまえば、外部からの刺激に弱くなり、ダメージしやすい髪になってしまいます。
また、普段キューティクルが閉じ込めてくれている髪内部の水分も過剰に蒸発してしまうので、髪は乾燥しパサつきも生じてしまうのです。
夜髪をしっかり乾かすだけで寝グセ軽減!
髪が濡れたまま寝てしまうと、寝グセの原因にもなってしまいます。
髪にはいくつかの結合があり、その中の『水素結合』という結合が寝グセを作る要因です。
水素結合は、濡れた状態で切断され、乾くと再結合される特徴を持っています。
ゆえに濡れた状態で寝てしまうと、切断された結合がぐしゃぐしゃになり、寝ている間に乾いてその時の髪の状態で再結合されるのです。
これは、びしょびしょに濡れている状態ではもちろん、しっかり乾いてなければ起きてしまう現象なので、髪はしっかり乾かしてから寝るようにしましょう。
それが翌朝のスタイリングをグッと楽にしてくれます。
濡れたままの状態を放置すると、頭皮環境悪化の原因に!
髪と同様に、頭皮も濡れたまま放置することで悪影響が生じてしまいます。
濡れたまま放置していると、雑菌が増えて頭皮環境を悪化させてしまうのです。
雑菌が繁殖すると、頭皮の嫌なニオイの原因にもなりますし、かゆみなどの症状を引き起こします。
頭皮のニオイが気になる方はこちらの記事もオススメです↓↓
頭皮環境が悪化すれば、最悪の場合抜け毛の原因にもなりますので、髪はもちろん頭皮もしっかりと乾かすようにしましょう。
いいドライヤーって何が違うの?
髪を濡れたまま放置するとダメージにつながるというのは覚えておくべきことですが、髪を乾かす際に気をつけるべき点は『熱ダメージ』です。
濡れている状態の髪は摩擦にも弱いですが、熱にもとても弱く、約60〜70℃でダメージを起こしてしまいます。
髪にダメージを与えないためには、低温で乾かせるドライヤーを使うことが重要です。
しかし、低温であれば髪を乾かすのに時間がかかってしまいますよね。
そこでもう1つ大切なポイントは風量が多く、強い風で乾かせるということです。
いいドライヤーの要素は、『低温かつ大風量で乾かせるもの』となります。
逆に、安価なドライヤーにありがちな『風が弱いのに、やたらと熱い』ものは避けるようにしましょう。
美容師が選ぶオススメのドライヤー3選
ドライヤーの重要性やいいドライヤーの条件を前提に、今回は3つオススメのドライヤーをご紹介します。
機能はもちろん、デザインもおしゃれなものを選んでいますので、ドライヤーを新調したい方はぜひ参考にしてください!
Dyson Supersonic Ionicヘアドライヤー
今や知らない人はいないであろうダイソンのドライヤー。
最大の特徴は業界でも2.4m3/分という最大級の大風量でしょう。
風量が強すぎて慣れるまで使いづらいのではないかと思うほどのパワーがあります。
風量は3段階(強/中/弱)で設定が可能で温度設定は3段階(高温/中温/低温)に加え、冷風の設定が可能です。
また、ダイソンのドライヤーの特徴の1つとして風量によって温度が自動で変わる仕様があります。
中温(62℃)と低温(45℃)、冷風設定時は、風量にかかわらず一定の温度であるのに対し、高温設定で強風の場合は78℃、中風は88℃、弱風は100℃に調節されるのです。
完全に濡れている状態では高温設定で強風にするのがベストでしょう。
ある程度乾いてきてから、ブローする場合は中風や弱風に切り替え、熱を与えてあげることでキューティクルをしっかりと閉じてツヤを出すことが可能です。
アタッチメントも豊富で、ブロー用ノズルはもちろん、パーマ用のスタイラーや髪表面の浮き毛抑制ツールなども付属しています。
これは嬉しいですね。
ReFa BEAUTECH DRYER PRO
美容機器で有名なリファから販売されているドライヤーもオススメです。
リファのドライヤーの特徴はプロセンシングという独自テクノロジーでしょう。
対象物センサーが髪の温度を感知し、温風と冷風を自動で切り替えることで頭皮には約50℃以下、毛先には約60℃以下をキープし、頭皮や髪を熱ダメージから守ってくれます。
また、頭皮用のスカルプモードやしっとり仕上げるモイストモード、ふんわり仕上げるボリュームアップモードの3つのモードがあり、使い分けることで自宅でも簡単にサロン帰りを再現することができるでしょう。
風量は1.4m3/分とすごく風が強い訳ではないですが、それを差し引いてもポテンシャルの高いドライヤーと言えます。
KINUJO hair dryer
KINUJOのドライヤーはその見た目のおしゃれさからもTVやSNSで今最も話題のドライヤーの1つでしょう。
かなりコンパクトな見た目なのに、美容師も唸る2.2m3/分の大風量で、強風/中風/弱風の3段階調節が可能で、温度も高温/中温/低温の3段階で調節が可能です。
さらにブローに適したグロスモードや頭皮にも優しい低温設定のスカルプモード、温風と冷風を自動で切り替え、熱ダメージから髪を守りながら乾かしてくれるスウィングモードがあります。
最大の特徴は『超遠赤外線』と呼ばれる物質を貫通する周波(テラヘルツ波)の赤外線を採用している点です。
髪の芯から温めることで速乾性を実現しています。
機能性もよく、デザインも可愛くおしゃれで、しかもコンパクトに折りたためるので自宅で使うには最適なのではないでしょうか。
まとめ
髪を乾かすのは面倒ですが、ドライヤー自体でヘアケアができたり、見た目のおしゃれなものを使えば髪を乾かすのも楽しみになるのではないでしょうか。
最近では素晴らしい機能のドライヤーが多く販売されています。
髪を乾かさないとダメージしてしまうという感覚から、髪を乾かすことでキレイになるという方向に業界がシフトしているので、ぜひドライヤー選びにもこだわってみましょう。
今やドライヤーは『髪を乾かすツール』から『髪をキレイにする美容機器』となっているのです。