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【正しい頭皮ケア】髪にも影響する頭皮の状態を知り正しくケアしよう

美しい髪を育むには頭皮環境を良くするケアが必要です。

頭皮環境が悪ければ、コシがなくダメージしやすい髪が生えてきたり、薄毛の原因にもなったりします。

頭皮環境を改善するためには、まず自分の頭皮がどんな状態であるのか知り、どんなケアが必要なのか正しく知ることが大切です。

美しい髪を保つために、頭皮ケアはその第一歩としてとても重要になってきます。

この記事では頭皮ケアの方法を美容師目線でご紹介します!

こんな方にオススメ!

  • 頭皮環境を良くしたい!
  • 自分の頭皮環境の状態を知りたい!
  • 頭皮環境を良くして髪の状態を改善したい!
  • 頭皮環境が髪にどう影響するのか知りたい!
目次

自分の頭皮の状態を知ろう

頭皮は顔や首の肌とつながっていて、基本的には同じ構造をしています。

お肌と同じように頭皮にも乾燥肌や脂性肌など様々な症状があり、まずそれらを知ることが頭皮ケアの第一歩です。

健康な頭皮

健康な頭皮は適度な皮脂量で、全体的に透明度のある青みがかった色をしています。

このような頭皮は、1つの毛穴から3〜4本の髪が生えていて、毛穴の詰まりもありません。

また、指の腹で頭皮を左右に動かすようにした時、パサつきがなく適度な弾力で動きます。

頭皮が乾燥している

皮脂の分泌量が少なく、カサカサしている状態です。

表面にしっとり感がなく、細かいフケが出ることもあります。

皮脂の分泌量が少ないと、頭皮のバリア機能が低下して水分量も減り、乾燥頭皮になりやすくなるのです。

また、化学物質などの刺激物の影響も受けやすくなり、炎症を起こしてしまうこともあります。

頭皮がベタついている

皮脂が過剰に出てベタついている状態です。

髪の根元に皮脂が溜まっていることが多く、指で触った時にベタつきを感じます。

皮脂の分泌量が多いと毛穴の詰まりの原因となり、弊害として髪の成長が阻害されて髪が細くなったり、ボリュームが出なくなったりと様々です。

また、脂性のしっとりとした大きめなフケが出ることもあり、乾燥頭皮と同じく炎症に繋がってしまうこともあります。

頭皮に赤みやかゆみがある

皮脂などの老廃物や化学物質の刺激により、頭皮が敏感になっている状態です。

頭皮が赤くなっているのは、毛細血管の拡張と充血が起きているのが原因になります。

また、頭皮のかゆみは皮脂などを栄養源する頭皮微生物の増殖が考えられるでしょう。

この状態では、部分的に荒れも目立ってきてしまいます。

頭皮汚れの原因

頭皮の汚れには外部から付着したものと、体の内部から出てきたものの2種類があります。

外部からの汚れにはホコリや花粉、その他化学物質などが挙げられますが、通常頭皮は髪に覆われているので外的要因はわずかでしょう。

頭皮には皮脂腺が密集しているため、外部からの汚れよりも体の内部から出てきた汚れが大部分を占めることが多いと言えます。

体の内部から出てくる汚れとして汗や皮脂、フケが代表的です。

しかし皮脂は汗と混ざり、皮脂膜というバリア機能を形成して頭皮表面を保護する役割もあります。

従って全ての皮脂が頭皮にとっての汚れなのではなく、『過剰な皮脂』『古くなった皮脂』が頭皮の汚れとなるのです。

健康な頭皮を手に入れるためのケア方法

頭皮環境を改善するためには、外側からきれいにする方法体の中からきれいにする方法があります。

今回は4つの方法をそれぞれ見ていきましょう。

正しくシャンプーをする

頭皮環境を整えるには、正しいシャンプーを行うことは必須です。

洗浄力の強いシャンプーの使用やシャンプーのしすぎにより皮脂を落としすぎてしまうと頭皮の乾燥や、逆に皮膚を守ろうと過剰に皮脂が分泌されたりします。

シャンプー前には約38℃のお湯でしっかりすすぎ、しっかり泡立てたシャンプーで頭皮をマッサージするように洗いましょう。

シャンプーのすすぎ残しも頭皮環境の悪化に繋がるので、しっかりと洗い流します。

健康または乾燥頭皮の方は洗浄力の優しいアミノ酸系のシャンプーがオススメです。

脂性頭皮の方は皮脂をしっかり洗える石鹸系シャンプーやスカルプケアシャンプーを使用するのも良いでしょう。

マッサージで頭皮の血行を改善する

頭皮に何らかの症状がある場合、血行不良を起こしていることがほとんどです。

頭皮は他の筋肉と違い、自ら動くことができないので、外部からのマッサージによる血行改善が必要となります。

1番手軽にやるのは、シャンプー時にマッサージを行うことです。

シャンプーが泡立っているときに、頭皮を動かすようにして全体をマッサージしましょう。

湯船に浸かって体を温めておくとより効果的です。

また、美容室でヘッドスパを受けるのも良いでしょう。

ヘッドスパはオイルやクリームを使い、シャンプーでは落としきれない汚れをきれいに落としてくれます。

他にも頭皮も緊張がほぐれ、リラックス効果もあるのがヘッドスパの魅力です。

生活習慣を改善する

バランスの良い食事や睡眠、適度な運動も頭皮環境を整えるのに大切です。

油物ばかり食べていたりすると血液がドロドロになり、血行不良を起こします。

また、極端な食事制限によるダイエットなども髪を作るための栄養が不十分になるので注意しましょう。

睡眠不足も頭皮や髪に影響を及ぼします。

睡眠時に分泌される成長ホルモンは、頭皮や髪に栄養を与える『毛母細胞』に働きかけ、肌や髪を修復してくれるのです。

睡眠時間が短かったり、質の悪い睡眠をとっていると、この成長ホルモンの分泌量が減少してしまいます。

そして、運動不足による血流不足も気をつけましょう。

筋肉は使わないと毛細血管が十分に形成されず硬くなります。

運動することで筋肉を活性化して毛細血管を広げ、栄養を隅々まで行き渡らせることが大切です。

頭皮用の化粧水や美容液を使う

頭皮環境を整える方法として、頭皮用の化粧水や美容液を使うのもおすすめです。

頭皮も皮膚の一部なので、当然乾燥や肌荒れを起こします。

しっかり保湿してあげることで頭皮トラブルを防ぐことが期待できるでしょう。

頭皮用の化粧水や美容液は頭皮の乾燥や血行不良を改善し、健康な髪が育つ頭皮へと整えてくれます。

まとめ

頭皮環境は美しい髪を育むために最も重要なものの1つです。

正しい頭皮ケアを行うために、まずは自分の頭皮の状態を知りどんなケアが必要なのか確認しましょう。

生活リズムや食事にも気をつけて、美髪ライフを楽しんでくださいね!

 

 

 

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このサイトを運営している人

原宿や港区エリアでスタイリストとして経験を積み、全国屈指の美容師向けカットセミナー講師としても活動しました。
現在は山梨県に拠点を置き、美容師として山梨と恵比寿・代官山エリアを行き来しながら活動中。

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