MENU

【コテの選び方どうしてる?】もう迷わない!美容師が教えるコテの選び方ガイド

みなさんは髪をスタイリングするとき、コテ(カールアイロン)は使いますか?

ロングヘアの方はもちろん、最近ではショートヘアの方でもコテを使ったスタイリングが主流になってきていますね。

実際のサロンワークで、これからコテを買ってみようかというお客様やコテを新調しようと考えているお客様から

『どんなコテがオススメですか?』

という質問をよくいただきます。

この記事ではコテの選び方を

  • コテの太さ(ロッド径)
  • 材質
  • 機能

この3つの観点からご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

こんな人にオススメ!

  • 自分に合ったコテの太さを知りたい!
  • 髪をダメージさせないコテの種類を知りたい!
  • コテを買いたいけどどう選んでいいのかわからない!
  • 細かい機能が知りたい!
目次

コテの太さはどうやって決める?

コテを選ぶ際、まず基準となるのがコテの太さではないでしょうか?

メンズやベリーショートでパーマのような動きをつけたい方は19mmなどの細いものが良いですが、王道となる太さは32mmか26mmです。

コテの太さを決めるときには

  • 髪の長さで決める
  • スタイルにつけたい動きの強さで決める

この2パターンで考えていきます。

髪の長さに合わせてコテの太さを決める

髪の長さでコテの太さを決めるときは、鎖骨を基準に考えましょう。

鎖骨の位置より長さのあるセミロング〜ロングの方の場合は32mm、鎖骨の位置より上の長さショートやボブ、ミディアムの方の場合は26mmを選ぶと失敗はありません。

ただし、鎖骨付近の長さのミディアムヘアでも細毛の方は、コテの熱が通りやすく形がつきやすいので32mmでも良いでしょう。

スタイルにつけたい動きに合わせてコテの太さを決める

欲しい動きは『しっかりとしたウェーブ』なのか『ナチュラルなワンカール』なのかでも必要なコテの太さは異なります。

セミロング〜ロングの方の場合はどちらの動きでも32mmで良いですが、ミディアムヘアの方はワンカールであれば32mmしっかり動きをつけたければ26mmを選ぶのが良いでしょう。

また、アゴ下〜肩上の長さのボブスタイルの方も同様に、ワンカールのスタイリングは32mmの方がナチュラルに仕上がります

トレンドの『波ウェーブ』のスタイリングは、コテの扱いが慣れていない方は長さ問わず26mmが形をつけやすいのでオススメです。

髪がダメージしにくいコテの材質とは?

コテを選ぶ際は髪のダメージのことも考え、コテの材質にもこだわってみましょう。

特に毎日コテを使ってスタイリングする方は、よりダメージの少ない材質のコテを使用することで日々のダメージの蓄積を軽減できるのでオススメです。

さらにダメージの少ない材質のコテは、キューティクルを過剰に傷ませない分ツヤを出しながらスタイリングすることができます。

こちらもオススメ!

コテやアイロンの正しい使い方をマスターして、ダメージを抑えよう!

【ヘアアイロンの真実!】正しいヘアアイロンの使い方を現役美容師が教えます!

コテの材質には大きく分けて

  • チタン
  • セラミック
  • テフロン

の3種類が代表的です。

それぞれのメリットやデメリットを見ていきましょう。

チタン素材のコテ

チタンは強度・耐久性・耐熱性に優れた摩擦の少ない髪に優しい材質です。

比重も軽いため、普段常用するコテには最適と言えます。

ダメージ毛の方や、コテによるダメージを最小限にしたい方には特にオススメです。

ただしチタンは加工が難しいため、コテの中では高価格帯になるというデメリットがあります。

セラミック素材のコテ

セラミックは熱伝導率が高く、コテ全体を均一な温度に保ちやすいのが特徴です。

また、セラミックは金属ではないため、錆びないのも魅力の1つではないでしょうか。

セラミックのコテは、その熱伝導率の高さから、スピーディにムラのないスタイリングをしたい方にオススメです。

滑りも良く扱いやすいですが、チタンに比べると摩擦は大きいのでキューティクルを傷めてしまうデメリットがあります。

テフロン素材のコテ

比較的安価なコテの材質に使われているのがテフロンです。

テフロンは摩擦が少なく、髪へのダメージは少ないのが特徴ですが耐久性が低いのでコーティングが剥がれやすいデメリットを持っています。

コーティングが剥がれたコテは、かなり髪にダメージを与えてしまうため、早めに買い替えが必要です。

『絶対に安価なモデルがいい!』という方以外は、美容師的にはオススメしません。

機能にも注目してみよう

コテは髪をスタイリングする道具ですが、便利な機能も付いている製品も多いです。

安全機能がついていたり、出先でも使いたいのかなど、ライフスタイルに合わせて注目してみてください。

温度調節が細かくできる

コテの温度は髪のダメージに直結します。

高ければ高いほどダメージしますが、低ければいいというものでもありません。

安価なコテによく見られる【Hi-Low】の2択設定ではなく、きちんと何度という設定ができるものがオススメです。

できればダイヤル式のものより、見やすく設定を間違えづらいデジタル表記のものを選びましょう

安全機能があると安心

コテは100℃を軽く超えているので、実は結構危ないものだったりします。

特に小さいお子さんがいらっしゃるご家庭では、万が一電源を消し忘れても、一定の時間が経つと自動で電源が切れる『自動電源OFF機能』が付いていると安心です。

また、360度回転コードのものであれば、使用中にコードが絡まることも少なく断線の心配もないのでオススメの機能になります。

旅行や外出先でも使いたい方はコードレスのものを

よく旅行に行かれる方や、ジム帰りなど、外出先でもコテを使いたい方はコンパクトなコードレスタイプが便利です。

このタイプは使用後にすぐしまえた方が良いので、耐熱性のある専用バッグが付属している製品を選びましょう。

ただし通常の有線タイプに比べると、温度が低すぎたりコンパクトすぎて使いづらいものもあるので注意が必要です。

まとめ

最近ではコテを使ったスタイリングをする方が多くなっています。

これからコテの購入を考えている方や、新調しようと思っている方もぜひ自分のライフスタイルに合ったコテ選びをしてみましょう。

コテを選ぶ際は

  • コテの太さ
  • コテに使われれている材質
  • その他の便利機能

この3点にぜひ着目してみてくださいね。

お気に入りのコテが見つかれば、きっとスタイリングももっと楽しくなりますよ!

 

 

 

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!

このサイトを運営している人

原宿や港区エリアでスタイリストとして経験を積み、全国屈指の美容師向けカットセミナー講師としても活動しました。
現在は山梨県に拠点を置き、美容師として山梨と恵比寿・代官山エリアを行き来しながら活動中。

目次
閉じる