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【どうにかしたい!】美容師がまとまらない毛先をきれいにする方法を伝授!

本当は髪をおろしていたいのに全然まとまらないから1つにくくって過ごしている、なんて日常を送っていませんか?

女性なら誰しもがきれいなロングヘアに1度は憧れますよね。

まとまらない原因がわかれば、きっと改善もできるはずです。

今回は『まとまらない毛先』の原因究明と改善策を美容師目線で解説していきます。

こんな方にオススメ!

  • 毛先がまとまらなくて困ってる!
  • 髪の広がりを抑えたい!
  • 髪質を改善したい!
  • 髪が広がってしまう原因を知りたい!
目次

毛先がまとまらない原因

毛先がきれいにまとまらず、パサパサと広がってしまう原因はなんでしょうか。

その原因を大きく分類すると

  • 髪のダメージや乾燥
  • カットでの髪のすきすぎ
  • クセ毛などの元々の髪質
  • 生活習慣の乱れ

が挙げられます。

まずは自分の髪がまとまらない原因を把握することが大切です。

髪のダメージや乾燥による広がり

カラーやパーマの繰り返しや、日々のアイロンなどでダメージが蓄積し、まとまりがなくなることも少なくないです。

髪がダメージすると、キューティクルは損傷し、内部の水分やタンパク質も流出してしまいます。

その結果、髪はスカスカになって乾燥し、広がるのです。

髪は死滅細胞でできているため、お肌のように自己再生能力はありません

外部からしっかりと栄養を与えることが必要です。

ダメージが原因であれば、ダメージをこれ以上進行させないよう日々のヘアケアを見直しましょう。

カットでのすきすぎによって広がる

特に毛量の多い方に見られる原因が、カットでのすきすぎによって広がったり膨らんだりしてしまうことです。

すくというのは、髪を引っこ抜くわけではないので実際の生えている毛量を減らしているわけではありません

要所要所で空間を作るように短い毛束をカットしていく技術です。

短い毛束を作りすぎてしまうと、本来の毛先の存在感よりも短い毛束の毛先の存在感が強くなってしまい、段を入れたような効果になってしまいます。

その結果、短い毛束の毛先部分にボリュームが出てしまい、変な位置で膨らんでしまうのです。

『すくと量が減って膨らみが抑えられる!』という考えはぜひ改めましょう。

クセなどの元々の髪質による広がり

クセ毛はその構造上、どうしても髪が乾燥して広がってしまいます。

クセは大きく分けて2つ、波打つようにうねる『波状毛』と1本1本がねじれるような構造をしている『捻転毛』が代表的です。

特に『捻転毛』は一見大きなうねりはありませんが、ツヤが出にくく、パサつきやまとまりの悪さが目立つのが特徴になります。

広がるクセ毛は髪の水分・油分が著しく少ないので、トリートメントやオイルなどでしっかりと保湿することが大切です。

生活習慣の乱れによる広がり

生活習慣の乱れも髪のパサつきやまとまりの悪さに影響します。

ファストフードばかり食べていたり、徹夜が続いたりしてお肌が荒れた経験はないでしょうか?

お肌と同じ影響が、髪にも現れるのです。

バランスの悪い食生活や睡眠不足、過度なストレスを抱えていると血行不良を起こし、髪を作る毛母細胞にうまく栄養を届けることができません

それにより弱った髪やパサついた髪が生えてきてしまうのです。

生活習慣にはぜひ気をつけてくださいね。

まとまらない毛先の改善方法

まとまらない毛先の改善方法も原因と同じようにいくつかやり方があります。

例えば頭痛の人が鼻炎薬を服用しても意味がないように、自分に適した改善方法を行なうことが大切です。

ぜひあなたに合った方法を試してみましょう。

ヘアケアを見直す

髪がパサついていたり、ダメージによって広がってしまっている場合はヘアケアを見直すことで改善できるかもしれません。

ヘアケアの基本となるシャンプーは髪の状態を大きく左右します。

市販されているシャンプーのほとんどは洗浄力が高く、髪や頭皮に必要な油分も洗い流してしまうため、髪のパサつきを引き起こしてしまうのです。

シャンプーは洗浄力の優しいアミノ酸系が主成分のものを使用しましょう。

ヘアケアとしてシャンプーは最も重要なものであり、何かのテクニックが必要なわけでもないので、最も簡単にできるヘアケアだと言えます。

シャンプー後はトリートメントでしっかり栄養を補給してあげましょう。

トリートメントをつけたら荒目のくしで優しく梳かし、5分ほど置いてからすすぐとより効果的です。

ドライヤーのかけ方をひと工夫

髪を乾かす時はまず根本から乾かしていきましょう。

髪は根元よりも毛先の方がダメージが蓄積されているので、毛先の方から風を当ててしまうとパサパサに乾燥してダメージが進行してしまいます。

さらに毛先から乾かそうとすると、根元の方の水分が重力によって毛先の方に降りてくるのでなかなか乾きません

それによりドライヤーをかける時間が長くなってしまい、ダメージにつながります。

全体がある程度乾いたら、根元の方から毛先に向かって風を当てましょう。

キューティクルは傘のように毛先に向かって開いているので、上から風を当てることでピタッと閉じさせることができます。

この時、手ぐしで髪を少し引っ張りながら乾かすとまっすぐなクセを作ることができるので効果的です。

髪は熱を加えた時に形を変える性質があるので、余熱で変なクセがつかないうちに冷風で形を固定してあげると良いでしょう。

適当にドライヤーを選んでいませんか?

美容師オススメのドライヤーとは

【髪を乾かすのが楽しみに!】美容師がオススメするドライヤー3選!

縮毛矯正をかける

もともとの髪質がくせ毛の場合は縮毛矯正をかけるのもおすすめです。

縮毛矯正は1度かけた部分は半永久的にストレートをキープしてくれますので、クセが強く広がってしまう方はスタイリングがとても楽になります

ただし、多少なりとも髪に負担をかけることになりますので、日々のヘアケアは丁寧に行いましょう。

新しく伸びてくる部分は地毛のクセがありますので、定期的なメンテナンスも必要です。

縮毛矯正を検討する際は、担当の美容師さんと相談して決めましょう。

生活習慣を整える

美しくまとまりのある髪を育てていくには日々の生活習慣も大切です。

特に食事は体内を巡る栄養となりますので、バランスの良い食事を心がけましょう。

バランスの良い食事をベースに、皮膚や髪を作る主成分となるタンパク質や細胞の代謝を促すビタミンB群を意識的に取り入れてみませんか?

例えばタンパク質であれば肉類や魚介類、卵類など、ビタミンB群であればレバーや焼き海苔、ニンニクやマグロなども良いでしょう。

食事以外では、睡眠も大切です。

睡眠には細胞を修復する働きがありますので、睡眠不足だったり睡眠の質が悪かったりすると細胞の代謝が正しく行われなくなってしまいます。

夜ふかしはほどほどにし、睡眠時間はきちんと確保してくださいね。

まとめ

毛先がまとまらないと、せっかく髪を伸ばしてもくくるしか無くなってしまうという方も多いと思います。

「キレイなロングヘアに憧れるけど、私の髪じゃ難しいよね」

なんて悲しいことを言わず、1度自分のヘアケアや生活習慣を振り返ってみましょう。

まとまらない原因と改善方法がわかれば、必ずキレイな髪を手に入れることができますよ!

 

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このサイトを運営している人

原宿や港区エリアでスタイリストとして経験を積み、全国屈指の美容師向けカットセミナー講師としても活動しました。
現在は山梨県に拠点を置き、美容師として山梨と恵比寿・代官山エリアを行き来しながら活動中。

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